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グッチの歴史その2

グッチ、経営の危機

1970年代に入り、香港や東京といった極東への新規店舗をオープンさせ、順調に成長を続けるように見えましたが、1970年代になると一転、一族内部による抗争、製品供給過多、不況等で深刻な経営の危機に陥ります。

80年代半ばにはGGプリントのバッグが塩化ビニールによって大量生産され、品質、希少価値も落ち、GUCCIの人気は著しく低下。この時期からGUCCIの株はその殆ど全てをInvestcorp社が保有する事になります。

新生グッチの誕生

一時失墜したグッチは、1979年にオランダのアムステルダムに本社を構えグッチ・グループ(Gucci Gourp NV)社としてリスタート。さらに1989年、ドーン・メロー女史が副社長兼クリエイティブディレクターに就任します。女史は市場に溢れ過ぎてしまったグッチ商品の種類を絞り、伝統的なバッグに現代的な味付けをして発表すると、世界的な話題になり、経営改善の軌道に乗り始めました。

1994年にはクリエイティブ・ディレクターにトム・フォードが就任。それまでのグッチの製品の要素を巧みに再構築して、時代にフィットした製品を次々と産み出していきました。996年に完全な独立をはたすと、イブ・サンローランやセルジオ・ロッシを買収するなどし、世界最高の人気を誇るブランドとしての復活を遂げました。